TETRA'S MATH

数学と数学教育
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言葉と表記と概念と

 娘といっしょに子ども向けのテレビ番組を観ていたら、「しんぱいごむよう」という台詞が出てきました。


 娘「しんぱい…何?」

 私「しんぱいごむよう。しんぱいいらないってこと」

 娘「ふうん」


 こんなとき、私の頭の中には「御無用」という漢字があり、御無用 → 御、無用 → 御、無・用 というイメージがわくのですが、娘の頭の中では音で「ごむよう」なんだろうなぁ、と思います。ゴム用ボンドの「ごむよう」ならばまだ「ゴムよう」くらいのイメージがわきそうだけれど、「いらない」→「ごむよう」って、どんなふうにインプットされていくんだろう?

 先日は「いまは“にせんなんねん”?」ときかれて2008年だと答えると、「“にせんさんねん”はなんねんまえ?」ときいてきました。「5年前だよ」というと、「ふうん」だそう。私のそばにおいてあった問題集に「2003年」と書いてあって気になったようです。「よく“にせんさんねん”って読めたね」というと、「カレンダーで見てるから」とのこと。

 こんなとき思うのです。だからといって、娘の頭の中に にせんさん→二 千 三 あるいは、2003=2000+3 という概念があるとは限らないんだろうなって。2008 という数字の並びを 「にせんはち」 とよむという認識をしているだけなのかもしれないなって。もしかするとうすうす何かに気がついているのかもしれないし、びっくりするようなことを手がかりにしているかもしれない。いまの娘の頭の中の景色がどうなっているのか、今度さぐってみようと思っています。
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