TETRA'S MATH

数学と数学教育
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結城浩『数学ガール』

 お正月に衝動買いしたもう1冊の本は、結城浩『数学ガール』です。衝動買いというのもヘンで、実はこの本についてはすでに知っていたのですが、私は物語形式の数学本があまり好きではないので(たとえ“テトラちゃん”が出てくるとしても!?)買わずにいたのです。

(なお、検索で見つけた来夢望瑠_日々平凡さんの数学ガール?! ですとぉう?? \(^o^)/で『数学ガール』のことを知りました。TETRA'S BLOG をリンクしていただいてありがとうございま〜す!) 

 ご本人の紹介ページから紹介文を引用すると、

『数学ガール』は、ミルカさん+テトラちゃん+「僕」という三人の高校生が、数学にチャレンジする楽しい《数学・青春・物語》です。読み物形式でありながら、取り扱う数学的内容は本格的。数学クイズが好きな一般の方から、理系の大学生、社会人まで楽しめるはずです。
とのことで、読んだいまとなってはその通りなのですが、この紹介文の印象よりはるかに面白いと思います。中身を読まないうちにAmazonで注文する気持ちにはなれなかったのだけれど、書店で手にして読んでみて「お!」と思いました。まずはその語り口、文体がイヤではなかった。この手の(会話で進んでいく)本って、ベタ〜ッとしたものになりがちだと思うのですが、そういう不快感がない。さわやか。あとは扱っている数学が、昨年の自分の興味に近かった。テイラー展開とバーゼル問題という章もあります。ちなみに、TETARA'S BLOG のアクセス解析によると、検索ワードも閲覧ページも、いつも「バーゼル問題」は上位です。みんな興味があるのね〜。(先月と先々月は「パットラス」がトップでしたが) あと、ぱらぱらとめくっていると「不機嫌なゼータ」なんて言葉も目に入ってきて、「これは買い!」となりました。

 数式もいっぱい出てきますが、それは丁寧だからいっぱいになるのであって・・・というか、その数式の流れが物語なので、数式が多い=難しい、ということではないと思います。

 とはいえ、私はまだ最初から最後までざっと読んでさわやかな物語を楽しんだだけで鉛筆の作業をしていないので、今度は数式としっかり向き合って、数学を楽しみたいと思います。

 この本は、素直にお薦めです。(数学パズル?が好きな人に向いているかどうかは疑問・・・高校生や高校の先生、いかがですか〜!)
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