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量子力学の入門書

 やっぱり量子力学を少し勉強しておこうと思い、参考書を1冊買いました。

なるほど量子力学〈1〉

 行列力学に重きがおかれているということで、購入しました。
 

 残念ながら、量子力学を応用するという立場からは、行列力学よりもシュレーディンガーによって提唱された波動力学の方がはるかに便利かつ簡単であるため、行列力学を取り上げる教科書はほとんど無くなってしまった。あるいは、それを取り扱っていても、非常に簡単な記述で済ましている場合が多い。その理由のひとつは、その後の研究で、行列力学と波動力学が本質的に同じものであることが明らかとなったため、わざわざ難解な行列力学を学習する必要がないと考えられているからである。
 ただし、行列力学で培われた概念なくして、量子力学を深く理解することは困難である。また、行列力学を学習することは、初学者にとってもっとも重要な量子力学がいかにして生まれたかを理解するうえで重要となる。

(p.6〜7)


 で、とりあえず理解できそうな最初の「オイラーの公式」と、最後の補遺のうち「行列の対角化」をのぞいてみたら……

 なんだかえらくわかりやすいんですが。

 「オイラーの公式」の最初の部分のわかりやすさは、いままでに味わったことのない感覚。ある人にとってはわかりにくいのかもしれないわかりやすさといいますか。この本の特徴なのか、物理本の(数学本にない)特徴なのか。

 それから、ここ数日検索しまくってやっとの思いでなんとなく理解した「行列の対角化」も、最初からこの参考書を読めばよかったと思うくらい、具体的な数値を使って簡潔にまとめてあります。インターネットで検索して見つけたどのサイトよりもわかりやすい。なんとなく、専門書よりWebページのほうがわかりやすいものにめぐりあえる(いろんな角度からの解説が読める)というイメージを勝手に抱いていたのですが、やはり少なくとも1冊は参考書を手にすることが大切なのだと実感しました。

 でも、メインのところが理解できるだろうか??

 おそるおそる開いてみます。

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