TETRA'S MATH

数学と数学教育
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因果集合「花子でコラボ」 (1)

 郡司ペギオ‐幸夫『時間の正体 デジャブ・因果論・量子論』の第3章が以前より読める気がしてきたので、新しい因果集合であらためて考えることにしました。

因果集合「花子でコラボ」↓
(tamamiは私のこと、ぴまりんは娘のこと)

 

 この図の中にある、A〜Kの1つ1つは出来事であり、それらが因果関係によって結ばれています。出来事を記号だけで表わすと、次のようになります。

     

 これは、いってみれば集合{A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K}において因果関係という順序関係が設定されたものです。逆にいえば、因果関係という順序関係をもつ集合ということになります。

 で、たとえばF「tamami学校公開でパソコンクラブを見学する」に注目すると、tamamiがパソコンクラブを見学したのは、娘であるぴまりんがパソコンクラブに入ったからであり、娘がクラブに入れたのは4年生になったからなので、Fという出来事が起こるためには、A、Cという出来事が必要でした。いいかえると、Fという出来事には、A、Cという出来事が含まれていることになります。

 つまり、1つ1つの出来事を単体の出来事として考えるのではなく、そこにいたる原因あるいは過去を集めた集合として考えると、上図の因果関係は、集合どうしの含む含まれるの関係として表すことができます。(>過去を指定する変換操作Past
     
       

(つづく)
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