TETRA'S MATH

数学と数学教育
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ハッセ図上での「現在」の移動と、粗視化した時空

 出来事系列をグルーピングして、「粗視化」した時空をつくる (1) ・(2)をふまえたうえで、4次元のハッセ図上を「現在」が移動することにより、時空の粗視化がどのように変化していくのかを眺めてみます。

 ここでは、下図の紫の道順で「現在」を移動させていきます。
   

 スタート地点は、下図の紫の点です。この段階では、ハッセ図上の他の点はすべて未来を示す青い点であり、グルーピングは要素1つの集合になっています。

   

 次に、現在が1つ動くと、過去は下図赤枠で囲んだ部分になるので、この赤枠をもとにグループピングすると、下のようになります。
   

   


 以下、1つずつ動かして、グループ化していきます。 

   

   

   

 以上の5つのプロセスを、グループピングによって粗視化した構造で示すと、次のようになります。
    

 4次元のハッセ図について、ブール代数との対応で考えたときの(次元をふやしていく)作業と逆になっているのが面白いです。もちろん、このハッセ図の下にはさらに過去があり、このハッセ図の上にはさらに未来があるので、このプロセスは、出来事系列の一部をとりだした中で考えた粗視化ということになるかと思います。
郡司ぺギオ-幸夫『時間の正体 デジャブ・因果論・量子論』 | permalink
  

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