TETRA'S MATH

数学と数学教育
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マルコポーロさん本人の論稿をのぞいてみる

 ここらでいったん、マルコポーロさんの論稿そのものをのぞいてみることにしました。ウィキペディアからリンクをたどって

 The internal description of a causal set: What the universe looks like from the inside

のページへいき、PDFファイルをプリントアウトしました。英語がとっても苦手な私にとって、専門用語でダブルパンチなのか、専門用語が救ってくれるのかはわかりませんが、とりあえず手にするだけ手にしてみます。『時間の正体』の巻末にあげられている参考文献です。

 そもそもの動機は、「ジーブ」の綴りが知りたいということでした。
 ところが、この論稿内で、「ジーブ」に相当する言葉をなかなか見つけられなかったのです。「Jeeb」をはじめとしていくつかの言葉で検索をかけてみるものの、ひっかかってこない。他の論稿なのかな?と思うものの、第3章であげられているマルコポーロさんの参考文献はこれだけです。不思議に思いながら英和辞典片手に格闘していたら、見覚えのある用語がちらほら…。結論からいうと、マルコポーロさんが使っている道具はもろ圏論のようです。おそらく郡司さんは、『時間の正体』では、圏論に関わる用語をできるだけ使わずにマルコポーロさんの理論を説明しようとしたのではなかろうか、と想像しています。

 で、ざーっと字面だけ追っていたら、「sieve」という言葉を発見。

 ん? これか?

 で、「cosieve」という言葉も発見。

 ん!?(>

 このsieveですか?

 なんとなく「シーブ」と読みたくなるのですが、発音としては「ジーブ」のほうが近いのでしょうか。あるいは「スィーブ」?

 英和事典で調べてみたら、「(目の細かい)ふるい」だそうです。電子メールフィルタリングのプログラム言語でこういう名前のものもあるようです。

 そういえば郡司さんが『時間の正体』の中で、「マルコポーロはジーブという数学的道具を導入した」というようなことを書いておられるのですが、私はジーブをマルコポーロさんのオリジナルな道具(の固有名詞)だと思っていたようです。
 
 ジーブはsieveなのかな?どうなのかな? 読まなくちゃわからないな。
郡司ぺギオ-幸夫『時間の正体 デジャブ・因果論・量子論』 | permalink
  

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