TETRA'S MATH

数学と数学教育

池田清彦『構造主義科学論の冒険』(毎日新聞社/1990)

 なるほど、池田清彦さんの一般的な評価がそれほど高くないわけがわかってきました。そして、最近、環境問題の本を書かれているらしいことも納得できてきました。

 多元主義社会と結びつけないほうが、構造主義生物学は面白くなったのではなかろうか。
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構造主義生物学の立場からのピアジェ批判

 子どもの認知機構はなぜ発達(変化)するのか?
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人間の子どもの知能の発達に関する○○主義

A:「人は学習によって能力が高まるのである」
B:「人はある年齢になると能力が高まるので学習ができるようになるのである」

 AとBは、機能主義者(あるいは経験主義者)と構造主義者の考えの違いをきわだたせている。

 Aの代表はワトソン。Bの代表はジャン・ピアジェ。(ちなみにワトソンというのはDNAのジェームズ・ワトソンではなく、行動主義心理学創始者のジョン・ワトソンです)

            (by池田清彦『構造主義生物学とは何か』)
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「なぜ?」とその答えで組み立てられる理科の授業

 池田清彦さんが『構造主義生物学とは何か』を執筆されたのは、40才くらいの頃のようです。1988年刊行ということは、浅田彰『構造と力』の5年後ですね。

 当時、池田清彦さんは教育学部の教師をしていて、教育実習生の研究授業を見学したあと、次のようないじわるな質問をしていたそうです。
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池田清彦『構造主義生物学とは何か』(海鳴社/1988)

 池田清彦『構造主義生物学とは何か』をつらつら読んでいます。池田清彦さんといえば、最近では『環境問題のウソ』というような本を書かれているようです。(同姓同名の別人じゃないよな…?というほんの少しの不安がなきにしもあらず)

 検索してみてびっくりしたのは、池田清彦さんの一般の評価は往々にして低いこと。(部分的に)トンデモ扱いしている人もいるようです。
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多元主義のテーゼ、3つの公準

 「タカシの考え方も、マモルの考え方もアリだと思うし、だれか1人が絶対に正しいということはないと思うよ。でも、僕は、タカシともマモルとも違う考え方をしていて、たぶんそれが正しいんじゃないかと思っているんだ。」とサトシは言った。

 さらに、サトシはこうつけ加えた。

 「基本的にはサトミと同じスタンスなんだけどね。」

 サトミは一瞬眉をひそめたが反論することはできなかった。//


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ソフト・スターリニズム

 問題は、「タカシの考え方もアリだし、マモルの考え方もアリだよ。だれか1人だけが正しいってことはないと思う。」と言うサトミが、いったい何をやりたいのかということだった。//
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「一つの立場を擁護しない」という一つの立場

 「タカシの考え方もアリだし、マモルの考え方もアリだよ。だれか1人だけが正しいってことはないと思う。」というのがサトミの考え方だった。//
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無根拠のテーゼ

 「構造」は、それじたい無根拠であり、原子、分子の関係からは演繹されない。(構造主義生物学の“無根拠のテーゼ”)
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